Exhaust Cannon Mk.7

 巴波重工のyasu氏が提唱したREVシステム。製作には割出盤が必要であり難易度が高く、実際に製作された事例は多くありません。しかし、私もエグゾーストキャノンメイカーの端くれ。作らずにはいられない。ということで先ずはREVを理解するためプロトタイプ機を作ってみました。

REVについての詳細はコチラ

製作は家具の脚に使われていたパイプが、シームレスだった事に始まります。コレでエグゾーストキャノン作りたいなぁ...そうだ!どうせならREVも付けてみよう!という訳です。

パーツは大きく分けて5個、REVユニットを本体と一体にする事でシンプルな構造になりました。

  • ノズル A7075
  • シリンダ 鉄(合金工具鋼っぽい)
  •   シリンダ内径に溝を掘り、REVユニットも兼ねています。

  • メインピストン A2017
  •  ピストンをアルミの一体成形にする事で軽量化を実現。今回のキャノンは単管式ではあるのですが、二重筒式並みの高速排気を目指しました。 ピストン保持具はピストンストッパーを兼ねています。耐久性は低くなりますが、プロトタイプなので良しとしました。また、逆止弁ピストンですが端面への穴あけが難しいので側面に吸気口を設けています。初めて側面吸気タイプのピストンを作りましたが問題なく動作します。

  • REVピストン プラスチック
  •   このピストンも側面吸気を採用しています。

  • プラグ A7075
  • このキャノンの製作で手にした知識・技術を元に新しいキャノンの製作を始めるつもりです。