10型の消火器をタンクとし消火器の内部に水道管を挿入しています。この水道管の内部をピストンが通ります。ピストンの構成は1号機と同じです。
水道管の外周部には、削り出した鉄製の輪を溶接してあります。
消火器に付属のアルミ製ネジ蓋の内部にパッキンを入れ、ねじを締めるとシールされます。
銃口部は、消火器の底に穴をあけ、鉄板およびユニオン継手を溶接してあります。ユニオンのネジは管用テーパーネジなので、銃口の先端に水道管をねじ込むと、液体の射出が可能です。銃口をシールするピストンが接する部分にも、穴をあけた鉄板を溶接して機密が保たれるようにしてます。(写真右)ただ、構造的に分解してメンテを行うことが不可能なので、設計に無理があったと言わざるを得ません。これに関しては、フランジ構造でのリメイクを画策中です。※リメイク版はこちら
ちなみに1号機(右)と2号機(左)を比較するとこんな感じです。銃口が奥にあるので分かりづらいですが、径のおおきさに違いがあります。銃口をシールするゴム版の径にも大きな差があります。